藤ヶ谷太輔×奈緒W主演 映画『傲慢と善良』本予告映像公開 追加キャストに倉悠貴、桜庭ななみら
辻村深月による同名小説を実写化する、映画『傲慢と善良』の本予告映像とメインビジュアルが公開され、あわせて、本作の主題歌と追加キャストが発表された。 原作は、2019年に単行本が発売され、第7回ブクログ大賞を受賞、発行部数が100万部を突破した、辻村深月による恋愛小説。W主演を務めるのは、この小説に出会ったときから衝撃を受け「人生で一番好きな小説」と映画化を熱望していた藤ヶ谷太輔と、「辻村作品に出演するのが夢だった」と語る奈緒。 これまで仕事も恋愛も順調だった架(藤ヶ谷太輔)は、30代になり、長年つきあった彼女にフラれたことをきっかけに、マッチングアプリで婚活を始める。そこで出会った控えめで気の利く真実(奈緒)と付き合い始め、やがて婚約することに。しかし、順風満帆なように見えた2人の関係は突如、真実の失踪という形で急展開を迎える。なぜ彼女は架の前から姿を消したのか。両親、友人、同僚、過去の恋人を訪ね、真実の居場所を探す架だったが、これまで“善良”だった彼女の“傲慢”な姿が次第に明らかになっていく。 そしてこの度、本作の主題歌が、なとりの「糸電話」に決まったこともあわせて発表された。なとりは、10代から圧倒的支持を集め、2022年5月にリリースされた「Overdose」がストリーミング累計4億回を突破、Spotifyのバイラルチャートではベトナム、マレーシア、シンガポール、韓国、タイで1位を獲得するなど海外からも熱い視線を浴びるアーティスト。楽曲「糸電話」に込めた想いについてなとりは「大切な人との関係を「人」と「人」という距離のままで諦めたくないなぁと思いながら作りました。か細い糸のような運命を手繰り寄せて生きていく架と真実のふたりに渡したい歌です。ぜひ、聴いてください。」と語った。 さらに、失踪した真実の現在と過去を知る手がかりとなる重要なキャラクターとして、倉悠貴、桜庭ななみ、阿南健治、宮崎美子、西田尚美、前田美波里が出演することも明かされた。 ▼辻村深月 コメント この小説の映画化はきっと無理だろう、とずっと思ってきました。きれいなラブストーリーにすることはできるかもしれない。だけど、この小説の根底にある主人公たちの痛さや切実さが映像になるとは到底想像できなかったのです。だから、完成した映画を観て、とても驚きました。よくぞここまで彼らのことを理解し、心に迫ってくれたと感動し、大きな感謝に包まれました。作中の架と真実も、きっと同じ気持ちだと思います。 映画『傲慢と善良』は、2024年9月27日(金)より全国公開。
otocoto編集部