「どちらを外すか…」旗手怜央はCLドルトムント戦でベンチスタート? 現地ではリーグ戦大活躍の22歳の先発を予想する声も
UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)リーグフェーズ第2節、ドルトムント対セルティックの試合が日本時間2日に行われる。スコットランドで評価を確立してきた日本代表MF旗手怜央は、意外にも、この試合の先発から外れる可能性があるようだ。イギリスメディア『Daily Record』が、現地時間9月30日に報じた。 旗手の出場機会を奪おうとしているのは、ポルトガル人MFパウロ・ベルナルドだ。先月28日に行われたスコティッシュ・プレミアシップ第6節、セント・ジョンストンとの一戦で今季リーグ戦初スタメンを飾った22歳のベルナルドは、この試合で大活躍。前半終了間際に日本代表FW古橋享吾の落としを受け、見事なミドルシュートを決めると、後半にはペナルティエリア手前からアーリークロスを放ち、日本代表FW前田大然の得点をアシストした。 同メディアはこの試合ベンチスタートで、得点関与がなく終わった旗手を引き合いに、「ベルナルドは旗手に代わって先発メンバーに選ばれたが、試合のあらゆる面で期待に応えていた」と、ポルトガル人を絶賛。さらに、「彼は攻撃面でクオリティーを遺憾なく発揮し、ひたむきに走り続け、試合終盤にはアンカーを務め、そのマルチな才能を示した。キャプテンであるMFカラム・マグレガーとMFアルネ・エンゲルスがドルトムント戦で先発なのは間違いないとして、ベルナルドと旗手のどちらをスタメンから外すか、という選択が残されている」と、CLに向けて、中盤のスタメン争いが激化していることを伝えている。 そして、「旗手は魔法のようなプレーができるが、ベルナルドの方が自陣でボールをしっかりと保持できる、という主張もある。アウェイで強豪クラブと対戦する場合には、ベルナルドが持つ特徴は非常に重要だ」と、23/24シーズンの準優勝チームであるドルトムントへの“リスペクト”から、プレーの選択がより慎重な、ベルナルドの先発を予想する声も紹介している。果たしてセルティックのブレンダン・ロジャーズ監督は、中盤に誰を起用し、どのようなプレースタイルで立ち向かっていくのか。注目の一戦は、日本時間2日午前4時にキックオフする。
フットボールチャンネル編集部