大阪府の松井知事 新潟知事の会見に「『太陽』はやめたほうがええな」
大阪府の松井知事 新潟知事の会見に「太陽はやめたほうがええな」
大阪府の松井一郎知事(日本維新の会代表)は18日午後、大阪府庁で定例記者会見を行った。会見で報道陣から「新潟県の米山隆一知事が県幹部に辞意を伝えたことに対する受け止めは」と聞かれ、松井知事は「昨日(17日)の会見を録画で見ましたけど、よく分からんなあという感じ」と述べた。
「きちっと対処を最後まで求めたい」
松井知事は昨年11月、ツイッターの投稿で名誉を損なわれたとして、米山知事に対して550万円の損害賠償を求める訴訟を起こしている。 報道陣から「裁判を継続するのかどうか」という質問を受け、「公人としてね、新潟県知事であった米山氏が、僕と維新の会に対して侮辱、僕は侮辱と取っているから不特定多数の皆さんにそういう意見を発信したわけだから、これはきちっと対処を最後まで求めたいと思ってます」との意向を示した。 昨日の会見に関しては、「知事は県民にとって太陽であるべき。陰っていてはいけない」との米山知事の発言を引き合いに出して、「『知事は太陽』って意味分からんかったけどね。自分のことを太陽って言うかと思って恥ずかしいなと。そんな人多分いないと思いますよ。なんで泣いているのかも分からんかったね」と語った。 また「政治家の出処進退は本人にしかわからないので我々が外野からどうのこうのということはないと思います。『太陽』はやめたほうがええな」と話していた。
万博「ロシアもアゼルバイジャンも強敵」
このほか、報道陣からは2025年の国際博覧会(万博)開催予定地を決める博覧会国際事務局(BIE)がロシアを視察し、会見でロシアを評価している点について松井知事に質問がとんだ。 松井知事は「ロシアもアゼルバイジャンも強敵なので油断はしておりません。ロシアも必死で頑張ってるということなんでしょう」と述べた。 そして「11月(の開催地決定)に向けて、大詰めになってくるので、日本の総力をあげて、日本の外交力、大阪のおもてなし力のPR、それをパッケージにしてBIE加盟国に売り込んで行きたいと思ってます」と話した。