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　生命保険会社の元社員の男らが、顧客にうその説明をして名義を変更し、会社から約４０００万円をだましとったとして大阪府警に逮捕されました。 　有印私文書偽造・同行使と詐欺の疑いで逮捕されたのは、東京海上日動あんしん生命保険の元社員・加屋野一健容疑者（４９）と、自称自営業の田邉浩一容疑者（４６）です。 　２人は２０１９年４月下旬から５月下旬までの間、加屋野容疑者が担当していた保険の顧客にうその説明をして契約名義を田邉容疑者に勝手に変更し、その後、契約の解約や貸付金制度を申請して現金約４０００万円をだましとった疑いがもたれています。 　警察は２人の認否を明らかにしていません。 　加屋野容疑者がおととし１１月、自らの金銭トラブルを警察に相談したことで今回の事件が発覚し、加屋野容疑者はその後、会社を懲戒解雇されていました。 　警察は２人がほかにも個人７人、法人１３社から計約４億円をだましとった可能性もあるとみて調べています。