駒澤大入学予定者19人は豪華な顔ぶれ! 谷佳知ジュニアが合格、U-18代表、大阪桐蔭外 野手、星稜ショートなど甲子園経験者が10人も!
東都一部の駒澤大の令和6年度スポーツ推薦選抜に合格した入部予定の19人を発表した。2月1日から駒大苫小牧を2004年から夏2連覇に導いた名将・香田誉士史監督の就任が決定し、新体制がスタートしている。 【一覧】駒沢大野球部 新入生 今年も楽しみな選手が多く入った。 投手では最速144キロを誇る安東 慶真投手(高知中央)。村田 次朗投手(中央学院)は182センチの長身から147キロの速球を武器とする本格派右腕で、プロのスカウトからも注目された。 渡邊 怜斗捕手(相洋)はリードセンス、強肩を兼ね備えた好捕手で、昨春の県大会では横浜、東海大相模を破る好リードを見せて、関東大会出場に貢献。視野も広く、打撃の形も良い将来の正捕手候補だ。 齊賀 壱成内野手(星稜)は甲子園3度の経験がある遊撃手。守備範囲が広い守備は必見で、広角に長打が打てる打撃も秀でている。 辻田 剛暉内野手(報徳学園)は主に5番ファーストとして活躍した左の好打者で、昨年のセンバツ準優勝を経験。羽田野 颯未内野手(大分商)は182センチ110キロと恵まれた体格を生かしたスラッガーで、昨年のセンバツも経験。 眞邉 麗生内野手(東邦)は昨年のセンバツを経験した強打の三塁手。打撃フォームも安定していて、広角に鋭い打球が打てて、三塁守備も堅実で外野も守ることもできる。 外野手も逸材揃い。谷 佳亮外野手(東京学館浦安)は、両親の経歴が注目されている。父の佳知氏はオリックス、巨人の2球団で通算1928安打、通算133本塁打を記録。オリックス時代の2002年に最多盗塁、2003年に最多安打を受賞するなど、数々のタイトルを手にしてきた安打製造機だ。母の亮子氏は女子柔道のレジェンドとして知られ、2000年のシドニー五輪、2004年のアテネ五輪では女子柔道48キロ級で金メダルを獲得し、女子初の連覇を達成した。五大会連続のメダリストであり、現在は日本プロ野球OBクラブ(公益社団法人全国野球振興会)の理事として活動している。 谷は俊足巧打の左打ちの外野手で、昨夏の千葉大会では1番ライトとして出場。3回戦の県立船橋戦、4回戦の千葉敬愛戦で本塁打を放ち、強打を発揮するようになった。高校3年夏で大きな進化が見えた谷は大学4年間で一層の攻守の技術を磨く。 知花 慎之助外野手(沖縄尚学)は昨年、春夏ともに甲子園を経験。U-18代表として甲子園を経験した。長澤 元外野手(大阪桐蔭)は安定した外野守備としぶとい打撃を持ち味とする巧打の外野手だ。永野 陽外野手(日大三島)は思い切りの良い打撃で次々と快打を連発する大型外野手だ。 19人中、10人が甲子園経験者。香田新監督の下、どんな成長を見せるか楽しみだ。