学生らが栽培した農産物がずらりと 新庄、農大祭にぎわう
東北農林専門職大付属農林大学校(佐藤寧校長)の「農大祭」が2日、新庄市の同専門職大で開かれた。学生らが栽培した農産物や加工品を買い求める人でにぎわった。 稲作、果樹、野菜・花き、畜産、農産加工、林業の計6経営学科の学生がブースを設け、同専門職大生や県内の農業高校の生徒、同大学校OBも出店した。シャインマスカットや白菜、シクラメン、「つや姫」の新米、ケチャップ、炭などの自慢の品がずらりと並んだ。 良質な品々を手頃な価格で購入できるとあって、約1200人が訪れる盛況ぶり。長い行列ができ、商品が次々と売れていた。山形市小姓町、パート従業員佐藤恵美子さん(45)は「ジャムやチーズなどを買った。紅茶と一緒に楽しみたい」と話していた。