スキージャンプ葛西紀明「50歳を超えてジャンプを続けていることが幸せ」…年間表彰式
全日本スキー連盟の年間表彰式「スノーアワード」は8日、都内で行われ、ノルディックスキー・ジャンプ男子の「レジェンド」葛西紀明(土屋ホーム)が特別賞を受賞した。カジュアルなメガネ姿で登壇し「50歳を超えて、海外で戦えてジャンプを続けていることに幸せに思います。この年で、世界で活躍できることを、これからも見せていきたい」と思いを語った。優秀選手賞を受賞した同じ所属の伊藤有希や小林陵侑(チームROY)と並び、拍手が送られた。 51歳の葛西は、2019年12月以来、4季ぶりに海外でのW杯に参戦した。3月3日にラハティ(フィンランド)での個人第24戦(ヒルサイズ130メートル)で28位となり、海外では5季ぶりに上位30人による2回目に進出。W杯ポイントを獲得した。同22日のW杯プラニツァ大会(スロベニア)では29位となり、51歳290日のW杯最年長ポイント。個人7戦に出場し、最多出場は578試合に伸ばした。ギネス世界記録となっている。
報知新聞社