犯人が抱いているのは、後悔か、それとも快感か‥‥。『悪なき殺人』のドミニク・モル監督最新スリラー 映画『12日の殺人』
第75回カンヌ国際映画祭のプレミア部門に出品され、第48回セザール賞で作品賞・監督賞をはじめとする最多6部門を受賞した、映画『12日の殺人』の本予告映像が公開された。 フランス南東の地方都市グルノーブルで、10月12日の夜、帰宅途中の21歳の女子大生クララが何者かに火をつけられ、翌朝焼死体という無惨な姿で発見される。そして、地元警察でヨアンを班長とする捜査班が結成され、地道な聞き込みから次々と容疑者が捜査線上に浮かぶも、事件はいつしか迷宮入りとなってしまう。 この度公開された予告映像からは、考えれば考えるほど事件に取り憑かれていく刑事たちの様子が描かれる。そして浮かび上る容疑者らは、全員クララと関係のあった男たちだった。果たして犯人の胸に宿るのは後悔か、それとも快感か。 本作の監督を務めるのは、2019年東京国際映画祭にて観客賞と最優秀女優賞を受賞し、日本公開でも口コミでヒットした『悪なき殺人』のドミニク・モル。 映画『12日の殺人』は、2024年3月15日(金)より全国ロードショー。
otocoto編集部