パリ五輪体操男子団体金メダルの5人が集結! 岡は平行棒、橋本はゆか、あん馬、鉄棒に出場!!
『パリ2024オリンピック』で団体、個人総合、鉄棒の三冠を達成し、平行棒でも銅メダルを獲得した岡慎之助が地元への恩返しのために凱旋演技を披露した。9月7日・SAGAサンライズパーク SAGAアリーナで行われた『第78回国民スポーツ大会』体操成年男子に岡山県代表として出場。さらに高みを目指す意欲的な姿勢を垣間見せた。 最初の種目ゆかではG難度リ・ジョンソンを組み込んだ攻めの構成を見せるも着地に失敗した。G難度のブスナリを決めたあん馬と持ち味である正確性と美しさを発揮した平行棒では全55選手中2位となる高得点をマーク。最後の鉄棒はF難度の離れ業リューキンを新たに取り入れたが、よもやの落下。しかし、最後の着地をピタリと止めて4000人超の観衆を沸かせた。 チームは5位、個人総合の順位では13位にとどまった岡は「オリンピックが終わって、みんなが応援してくれたんだなと感じた。会場に来ているみんなが僕を見てくれて『いい演技をしたい』という思いがあったので、久々の緊張感の中でちょっと演技が小さくなってしまった」と反省しながらも、「本当に満足いく結果でもないし、満足した演技は出せていないが、新しい技も入れて、いいチャレンジはできたと思う」と明るい表情を見せた。 また徳洲会体操クラブのチームメイトである杉野正尭も福井代表として『国スポ』に出場。鉄棒は落下が響いたが、あん馬ではトップの14.766を叩き出し、跳馬も全体4位の高得点となった。 岡と杉野に休む時間はない。9月16日(月・祝)には立川立飛アリーナで演技を披露する。岡は『第2回 男子体操スーパースペシャリスト選手権大会』で平行棒、杉野はあん馬と鉄棒に出場するのだ。 徳洲会だけではない。セントラルスポーツ勢も『TACHIKAWA TACHIHI CUP 体操 JAPAN OPEN 2024』に参戦する。橋本大輝は『スーパースペシャリスト選手権大会』ゆかとあん馬と鉄棒にエントリーし、萱和磨と谷川航は『第56回 全日本シニア体操競技選手権大会』にセントラルスポーツのメンバーとして名を連ねる。 『TACHIKAWA TACHIHI CUP 体操 JAPAN OPEN 2024』は9月15日(日)~16日(月・祝)・21日(土)~23日(月・休)・立川立飛アリーナにて開催。15日(日)に『第57回 全日本シニア体操競技選手権大会』、16日(月・祝)に『第2回 男子体操スーパースペシャリスト選手権大会』、21日(土)~23日(月・休)に『第57回 全日本マスターズ体操競技選手権大会』を実施。チケット発売中。15日(日)のチケットは残りわずか。