ANA、国際線旅客69.4%増713万人 利用率77.3%=23年度
ANAホールディングス(9202)傘下の全日本空輸(ANA/NH)発表した2023年度通期利用実績の利用実績によると、国際線は旅客数が前年度比69.4%増の713万4828人、ロードファクター(座席利用率、L/F)は3.7ポイント上昇し77.3%だった。 【写真】大画面を備えるANA 787-10の国内線プレミアムクラス 一方、国内線は旅客数が前年度比17.8%増の3599万401人、搭乗率は5.6ポイント上昇し69.9%となった。 国際線の方面別では、L/Fが最も高かったのは欧州方面の81.3%(前年度比15.3ポイント上昇)で、低かったのはアジア/オセアニア方面の75.0%(0.9ポイント上昇)だった。 旅客数は3方面すべてで前年を大きく上回った。増加率が最も高かったアジア/オセアニア方面は77.0%増の438万8917人。増加率が最も低かった北米方面/ホノルルは、54.8%増の220万4354人だった。 貨物の輸送実績は、国際が59万9828.3トン(15.6%減)、国内が22万9132.3トン(0.1%増)だった。
Yusuke KOHASE