【年末の大掃除は服捨てから!】部屋も思考もすっきり片付く、読者の服捨てドキュメント「1週間同じ服でも気づかれません!」
前回に引き続き、新刊『1000枚の服を捨てたら、人生がすごい勢いで動き出した話』を発売された昼田祥子さんがカウンセリングを行う「クローゼット片付け企画」にご応募くださった菊池絵里奈さん(40代・ヨガインストラクター)の服捨てドキュメントをお届けします。 【画像】うらやましい!!昼田祥子さんのすっきり美しいクローゼット
「服捨てドキュメント~菊池絵里奈さんの場合(3)」
夫、息子の3人家族、ご実家の薬局で働きながら、ヨガインストラクターとしても活躍する菊池絵里奈さん。前回は昼田さんとショップを巡り、これからのクローゼットに迎えたいコートを試着していただきました。 「デパートからワクワクして帰ってから、クローゼットを眺め、さらに服捨てが進んでいます。袖丈、着丈、完璧なコート達だと思っていたのですが、今回改めてひとつひとつ眺めてみると、そんなに完璧でもないような……心変わりもあるのかもしれませんが、そこもしっかり把握していきたいです」
まずは理想のクローゼットをイメージ!
「イメージを膨らませるために、昼田さんにお借りした木のハンガーでコートを並べてみました。数も減らして4着間引いています。ここになら、未来のコートも居心地よく過ごしてもらえるかな……!」
1週間同じ服を着て気づいたことは……
そして片付けと並行して行っていただいた「1週間同じ服で過ごしてみる」というミッション。トップスは洗い替えで似たような服を着てもOKで、ポイントは、コーディネートに悩まない(“明日何着よう?”と考える時間がなくなる)ことで、洋服にかける時間とエネルギーを減らすことがポイントになります。 実際の菊池さんの5日間コーデがこちら。パンツは同じで合わせるトップスは白、気温によってはさらに何か羽織る、というルールで過ごしてもらいました。 「こんなに楽しめるなんて、全く予想外でした! 同じパンツなのに、トップスを変えるだけで楽しいし、持っているものでどう工夫するかを楽しめました。職場では、昨日と同じ格好! とは誰にも突っ込まれませんでした(笑)。 そういえば同じ服を着続けること、旅先だと何も考えずにやってるなと思いましたし、奇跡的な出会いに毎回ときめく、を繰り返しているということは、今のクローゼットにある洋服を満足いくまで着こなせていないという発見は、今回の同じ服で過ごすコーディネートで感じました」 HIRUTA’S COMMENT 素晴らしい気づきです! こちらの5パターン、ご本人としては同じものを着ている後ろめたさがあったかもしれませんが、事情を知らない人が見れば、それぞれ別々のコーディネートに見えます。同じパンツを穿いているように見えません。やってみたら縛りがあっても自分の印象が変えられるし、意外と楽しめることが分かっていただけたと思います。おしゃれな人はいろんな着こなしが思い浮かぶからつい365日違うコーデをやろうとしてしまうけれど、本当は5コーデでも満足できるかもしれないんですよね。
現在の菊池さんのクローゼットは……
「まだまだ“服捨て”をしたくて、メルカリ出品継続中です。早くかっこいいハンガーをお迎えできるように、が今の目標です」と菊池さん。 HIRUTA’S COMMENT 美しい! 随分と見違えるクローゼットになってきましたね。これだけお洋服が減っているので、きっと思考も変わってくると思います。 菊池さんの服捨てドキュメント、次回いよいよ完結編へ! 昼田さんの服捨てメソッドを知りたい方、詳しくは昼田さんの新刊『1000枚の服を捨てたら、人生がすごい勢いで動き出した話』を読んでみてくださいね。 取材・文/出原杏子
昼田 祥子