ミニ行燈で6月の富山県砺波市の「となみ夜高まつり」盛り上げ
6月14、15の両日に砺波市で行われる「となみ夜高まつり」を前に、同市春日町の渡辺良明さん(76)が27日、手作りのミニ行燈(あんどん)2基を市役所1階に飾った。6月14日まで展示し、まつりの盛り上げに一役買う。 渡辺さんは2008年と10年に、大行燈の実物の6分の1の大きさで高さ約1メートルのミニ行燈をそれぞれ制作。装飾が色あせていくため毎年、手を加えて修復し、市役所に展示している。 この日は夏野修市長、堀田隆砺波夜高振興会長と渡辺さんの合図でミニ行燈に仕込んだ電球を点灯。丁寧に作り込んだ極彩色の装飾が鮮やかに浮かび上がった。 市長は「見事な作りを近くでじっくりと見てほしい」とあいさつ。渡辺さんは「まつり本番にも来て、豪華な大行燈を見てもらいたい」とアピールし、堀田会長は「安全で楽しくまつりを堪能してもらうため、観客にも運営に協力してほしい」と話していた。 展示期間中はミニ行燈を点灯させている。