【ネタバレ】新事実判明!「ブルーモーメント」ラストでダブルの衝撃
そしてもう一つが、5年前の災害で晴原の子を身ごもりながら危険区域へ向かった灯を巡る新事実。沢渡は晴原に、生存者の身元は明かされていないがカギを握る人物が判明したこと、遺族のほとんどが月命日に合同慰霊碑に献花をする中、それを避けるように前日に参拝する人物がいることを報告。沢渡は「選べないものを選ぼうとしてはいけないというわたしの発言に真っ先に反応した人物ですよ」と続け、その先に映し出されたのが合同慰霊碑に手を合わせるSDM対策本部車ドライバー兼料理人の丸山ひかる(仁村紗和)だった。そこへ現れた晴原の姿に丸山が驚きの表情を浮かべる場面で幕を閉じ、ネット上では「どういうこと?」「ええええ!」「おやおや?」「謎が深まる」「気になる」とどよめきが起きていた。
なお、新メンバーとなった沢渡の影響力は絶大。序盤で晴原が雹が予測される市の防災危機管理課を訪れた際、危機感の薄い職員に怒号を飛ばし、そんな晴原に何か言いたげにしていた助手・雲田(出口夏希)に沢渡は“メモをとるといいですよ。いつか言語化できるようになりますよ”とアドバイスした。これが終盤に回収されることとなり、雲田は沢渡が言う通り晴原が生みだす空気には人を救う力もあるが危険な側面もあることを指摘。非常時こそ相手の気持ちに寄り添った言葉を選ぶべき、そういう空気を作り出すことを心掛けるべきだと訴えた。晴原はぐうの音も出ず「今後、留意する…」と小さく一言。部下に怒られる晴原が「かわいい」と視聴者をとりこにしていた。(石川友里恵)