社会人2年目の息子は貯金「ゼロ」だそうです…20代はみんなそうなのでしょうか?
貯蓄を殖やす方法
ここで、貯蓄がある20代が、貯蓄を殖やすために何をしているのかを見てみましょう。 SMBCコンシューマーファイナンス株式会社の「20代の金銭感覚についての意識調査2024」によると、お金をためるためにしていることには、以下のものがあるようです。 ・預貯金をしている ・貯蓄型保険に加入している ・節約をしている ・投資をしている 銀行にお金を預けてためている方以外にも、投資をして資産を運用しているという声も聞かれました。 また同調査では、2024年1月にスタートした新NISAについて、知っている20代は65.6%、利用する予定があると回答した方は30.5%でした。この結果から、20代で資産形成に興味を持ち、実際に利用を検討している方は3割ほどいることが分かります。
若いうちから貯蓄を始めておくことが大切
今回の結果から、社会人1年目のときに全く貯金をしていない方は、14.4%いることが分かりました。貯蓄に対する意識は二極化しており、計画的に取り組んでいる方では、100万円以上ためているケースもあるようです。 今後の物価上昇に対応するためにも、20代から貯蓄について考えて、将来に備えて早めに準備を始めることが大切といえるでしょう。 出典 ソニー生命保険株式会社 社会人1年目と2年目の意識調査2023 (図4)社会人1年目の生活で貯蓄した金額 (図5)30歳時点の目標貯蓄額 SMBCコンシューマーファイナンス株式会社 20代の金銭感覚についての意識調査2024 Q.預貯金・貯蓄型保険の加入について、自身の状況にあてはまるものは?(8ページ) Q.投資(株式投資、仮想通貨、実物投資、ポイント運用・ポイント投資など)をしているか?(15ページ) Q.2024年1月にスタートする“新しいNISA(新NISA)”を知っているか?(18ページ) Q.“新しいNISA(新NISA)”を利用する予定があるか?(18ページ) 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部