「休養を軸にしたスケジュール」で仕事が捗る理由 忙しくて週末の予定がない人、必見の思考法
メンバーシップ型で、終身雇用が当たり前だった昭和の時代の常識では、「転職する」という発想はありませんでした。仕事は自動的に上から降ってきて、なおかつ社内でいろんな部署を回るばかりで、エキスパートになることもあまりない。その中で、自分の専門性を磨こうとか、自立しようという発想はなくなっていきました。 もちろん、終身雇用にはよい面もあります。しかし、ある程度は壊していき、自分で仕事を選ぶのだという意識を持つように変わっていかなければいけません。そうなっていけば、個人個人の休養や、仕事に対する考え方も変わってくるのではないかと期待しています。
(後編は6月30日公開予定です) (構成:泉美木蘭)
佐々木 俊尚 :作家・ジャーナリスト