大谷が2打席連続四球 古巣エンゼルスと初対戦で2戦連発22号なるか
◆米大リーグ ドジャース―エンゼルス(21日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム) 【写真】山本由伸&ベッツ再合流 ロバーツ監督は緊急補強に言及 ドジャース・大谷翔平投手(29)が21日(日本時間22日)、本拠地・エンゼルス戦に「1番・指名打者」でスタメン出場し、両軍無得点の3回1死二塁の2打席目はフルカウントから2打席連続となる四球を選んで出塁した。 古巣・エンゼルスとレギュラーシーズンでは初対戦。試合前にはモニアク、レンヒーフォ、アデル、シャヌエルらと外野でハグを交わした。打席に立つ際にはバットで捕手のオハピーにちょんとタッチして再会を喜んだ。10日(同11日)の本拠地・レンジャーズ戦から「かっこいいなと思ったので」と、青を基調としたスパイクを履いていたが、この日からは再び白を基調としたものを着用した。 エンゼルスの先発は、ロッカーが隣で仲も良かった左腕のパトリック・サンドバル投手(27)。22、23年に6、7勝を挙げて大谷に次ぐエース候補として期待され、今季は開幕投手も務めたがここまで15登板で2勝8敗、防御率5・24と苦しんでいる。大谷は昨年のWBC準決勝・メキシコで対戦し、見逃し三振と中直に抑え込まれた。初回先頭の1打席目は、フルカウントから低めのスライダーを見極めて四球を選んで出塁した。 18年から昨季まで6年間所属していたエンゼルスとの対戦へ、大谷は「もちろん楽しみにしています」と心待ちにしていたが「ドジャースタジアムでやるので、エンゼルスタジアムでもしやることがあれば、それは特に特別なことかなと思いますけど、今回は自分たちのホームなので、まずは自分たちの野球に集中したいなと思います」と気を引き締めていた。 大谷は前日20日(同21日)の敵地・ロッキーズ戦で、2年ぶりで7本目となる先頭打者本塁打を放ち、21号でリーグ単独トップに立った。直近5試合で4本塁打、自己最長の5試合連続打点と調子を上げている。
報知新聞社