2050年 県内では65歳以上の高齢者の1人暮らし世帯が全世帯の4分の1となる推計 国の研究機関発表【徳島】
JRT四国放送
国立社会保障・人口問題研究所は、26年後の2050年までの「日本の世帯数の将来推計」を発表しました。 それによりますと、徳島県内では全世帯に占める65歳以上の高齢者1人暮らし世帯が2050年には25.3%となる推計で、4世帯に1世帯がこれにあたります。 これは全国平均の20.6%と比較して4.7ポイント上回っていて、高知県に次いで全国で2番目に高い水準です。 また、徳島県内の2050年の世帯数は24万2000世帯で、2020年と比較すると6万5000世帯、率にして21.3%減少します。 2050年には、34の都道府県で1世帯あたりの平均人数が2人を下回るということで、徳島県内は1世帯あたり1.88人になる推計です。 全世帯数に占める1人暮らし世帯の割合は、2050年には全国で44.3%、徳島県内では42.9%に上ります。 この推計結果を受け、徳島県の長寿いきがい課は「今後も高齢者の見守りや、日常生活への支援がますます重要となる。市町村や関係団体と連携して、高齢者の地域生活を支える施策の推進に努めたい」と、しています。