【尊敬できない上司】を無理に敬う必要はない! 年長者というだけで人を尊敬すべきできない合理的な理由<予約の取れないカウンセラーが教える>
SNSで大人気のPoche(ポッシュ)さんは、人間関係、親子問題、アダルトチルドレン(AC)専門のカウンセラーです。本連載では、そんなPocheさんの最新刊『がんばるのをやめたらうまくいった』に収録したメッセージをご紹介します。幸せになるためや結果を出すため、認めてもらうため、怒られないため、もしくはラクになるためにがんばってきた人に、「がんばらなくても大丈夫」と教えてくれるPocheさん。がんばってきたことをやめてみると、物事がうまくいくこともたくさんあります。つい、がんばりすぎてしまう人が、心を休めて自分のままでラクに生きるヒントを紹介します。 【この記事の画像を見る】 ● 年長者は敬うべき? 自分より年上だというだけで 敬わなくていい。 敬うかどうかを決めるのは、あなた。 敬いたい人なのか そうではない人なのか。 敬えないと思ったとしても その責任はあなたにはない。 ● 単に年上だからといって 言うことを聞かなくていい 「自分より年上の人の言うことは聞くべきだ」と言われることがありますが、言うことを聞くかどうかは、相手の年齢で決めることではありません。 だから、「自分の方が年上だから言うことを聞け」と主張するような人の言うことは聞かなくても大丈夫。年齢に関係なく、相手の言っていることにあなたが納得できれば従えばいいし、納得できないのならその主張を聞き入れる必要はありません。 言うことを聞くかどうかを決めるのは相手ではなく、あなたです。 ● 相手を敬えるかどうかは 年齢には関係ない 「年長者は敬うべきだ」と言われることがあります。 でも、あなたが敬えないと思ったとしても問題ありません。敬うかどうかを決めるときにもまた、年齢は関係ないからです。本当に尊敬できる人に出会えば、年齢に関係なく、自然と敬う気持ちが生まれるはずです。 「自分を敬え」とあなたに強要してくるような人のことは、尊敬できなくても仕方がありません。相手を尊敬できないとしても、それはあなたのせいではありません。 尊敬は強要されるものではなく、自然と心から湧き上がってくるものだからです。
● 誰の言葉に従うのかは 自分で決めていい 年齢が上の人に従うべきだという考え方が普及したのは、農業で生計を立てているような昔の時代です。農業においては経験がモノをいいますから、「年齢が上=(農業の)経験が豊富で敬うべき人」と考えられていました。 でも、今の時代は違います。「年齢=経験」ではありません。 だからこそ、今の時代に生きる私たちは、誰の言葉を聞き、誰の言葉に従い、誰を尊敬するのか、自分で決めていい。そう信じてみてくださいね。
Poche