「バシャン」と水音がしたら驚きの光景 泳ぐ姿は珍しいカモシカ、池の中をゆうゆう10分間
長野県松本市神田の千鹿頭(ちかとう)池で、ニホンカモシカが池の中を泳ぐ様子が目撃された。撮影した安曇野市のカメラマン折井信介さん(45)は「水に入る動物とは思っていなかった」と驚いていた。 【写真】頭だけを水面に出して池を泳ぐカモシカ
折井さんは22日、野鳥の撮影のため、千鹿頭池を訪れた。「バシャン」と水の音がした方向を見るとニホンカモシカが泳いでいた。カモシカは池の西側から東側に向かってゆっくりと進み、10分ほどで陸に上がると山の中に姿を消したという。
大町山岳博物館(大町市)によると、水辺での観察された記録はあるが、泳いでいるのが撮影されるのは珍しいという。