真田広之、ゴールデングローブ賞主演男優賞受賞 若い世代に呼びかけ「自分を信じて。あきらめないで」
俳優の真田広之が、米ロサンゼルスで現地時間5日に開催された「第82回ゴールデングローブ賞」授賞式でテレビドラマ部門主演男優賞を日本人として初受賞。堂々とした英語によるスピーチでは、世界中の若い世代の俳優&クリエイターに向けて、「Believe in yourself.(自分を信じて)Never give up.(あきらめないで)」と呼び掛けた。 【動画】真田広之の受賞スピーチ 真田は、FXのドラマシリーズ『SHOGUN 将軍』(日本ではディズニープラスで配信中)で、徳川家康にインスパイアされた武将・吉井虎永を重厚感たっぷりに演じた。 『SHOGUN 将軍』は、1975年に発表され世界的にヒットした、戦国時代の日本が舞台の小説が原作。主人公の武将・虎永が、日本に漂着してきたイギリス人航海士と関わることで、戦乱の窮地をくぐり抜け、天下統一を目指す物語。 真田はプロデュースも務め、衣装や殺陣(たて)など各分野に通じた日本の専門家を起用。「本物の日本文化」を発信することを強く意識したリアリティーのある演出や迫力あるアクションを随所に盛り込み、激動の戦国時代の物語を壮大なスケールで描いて高い評価を得て、シーズン2&3の制作も決定している。