【速報】斎藤知事は続投表明「県政を担わせてもらいたい」前日の涙は「感情高ぶった」自民など全県議ら辞職要求に…自ら辞職決断しなければ自民など『不信任決議案提出も辞さない方針』
9月12日、兵庫県議会で最大会派の自民党など4つの会派などが斎藤元彦知事に対し即時辞職の申し入れをしたことを受けて、斎藤知事が報道陣の取材に応じ「県民の皆様に改めてご心配・不安を与えていることにお詫びします」と話したうえで「県政を前に進めることが大事」などと話し、改めて辞職を否定、続投することを表明しました。 【LIVE】斎藤知事は辞職要求を受け何を語った? (斎藤知事)「厳しい指摘を受けたので、真摯に受け止めなければいけないと思います。文書問題への対応、県民生活が暮らしの中で物価高騰、県民生活の補正予算の提出など、それを成立させるのが大事。県政を前に進めていく。よくない点あると思うが、それでも進めたい思いです。政策については、県政を前に進めることが大事だと思う」 また、11日の会見で涙を見せたことについて問われると… 「私も人間なので感情が高ぶった点は申し訳なかったですが、日々の文書問題や百条委に対して緊張や不安に思うことは当然ある。それでも知事として県政を担わしてもらいたい。やはり自分自身への思いもそうですし、県民の皆さんに対して今の状況になっている。大きな期待をいただいたが期待をいただいた方には不安や心配をかけていると思うので、ふがいさなさを強く感じた。それでも県政を担わせてもらいたい。努力を重ねていきたい」 9月12日、県議会で最大会派の自民党など4つの会派と無所属の県議4人は兵庫県の斎藤元彦知事に即時辞職を申し入れ、自ら辞職を決断しない場合は「しかるべき行動に移る」とし、不信任決議案の提出も辞さない方針を明確にしました。 斎藤知事は11日の会見で、3年前の選挙の際、一部が分裂してまで自身を支援した自民党からの辞職要求について涙ながらに「悔しい」と話していましたが、一夜明け12日午前には「私の思いとしては昨日の会見と変わらない。(9月議会で)物価高騰対策を含めた補正予算をしっかりやっていく」と改めて「続投の意志」を示していました。 自民党は内部には9月議会の開会日(19日)に不信任案を提出する案が浮上していて仮に提出されれば可決される見通しです。