【ライブレポート】「東京グランド花月」開幕!パンクブーブーや霜降り明星が寄席ならではの掛け合いで沸かす
本日9月17日、「東京グランド花月」が東京・IMM THEATERでスタートした。この記事ではトータルテンボスや霜降り明星が出演した初日の昼公演の模様をレポートする。 【画像】ダブルヒガシ (写真提供:吉本興業)(他34件) 「東京グランド花月」は、大阪・なんばグランド花月の本公演を東京で楽しめるというコンセプトのイベント。本日の昼公演では生ファラオが前説を務めたあと、パンクブーブー、トータルテンボス、サルゴリラ、メンバー、霜降り明星、ダブルヒガシらがネタを披露し、アキ座長の吉本新喜劇も展開された。 トップバッターを務めたのはダブルヒガシ。大東は手を振る観客たちに「うれしいなあ」と笑顔で愛嬌を振りまくが、「ダブルヒガシのことを知らないって人は?」と問いかけると半分ほどの人数の手が挙がったため、「なんでさっき、あんなに手を振ってたんですか?」と苦笑いを浮かべる。またパンクブーブーはサルゴリラのコント中のフレーズを流用したり、霜降り明星は観客からワードを募ったり、寄席ならではの掛け合いで楽しませた。 上方漫才協会の中田カウス会長がプレゼンターを務める企画「漫才のDENDO」では、令和ロマンがネタを披露し、カウスとのトークも展開。コンビ結成のきっかけ、NSC時代のエピソードなどを語る。髙比良くるまはトーク中にもボケまくり、カウスは手を叩いて大笑いしつつ、「すいません、本ネタよりこちらのほうがウケてんねんけど……」とツッコミを入れる。また松井ケムリの父が大和証券の副会長だという話題も。カウスの「大和証券の副会長と吉本興業の社長、どっちが偉いの?」という質問に対し、ケムリは「大和証券の副会長です」と即答し、くるまは慌てた様子で「やめろ! 今日の公演は吉本興業の社長も観に来てるんだぞ!」と声を荒らげていた。 吉本新喜劇では、島田珠代がハイテンションに動き回ってギャグを連発し、高井俊彦から「今日はヤバいで!」「フルコースですよ!?」「(ギャグの)新しいパターンも出た!」と驚かれる。またアキ扮する“スパッツ男”が活躍し、物語が大団円を迎えると、この日一番の大きな拍手が起こっていた。 「東京グランド花月」は9月23日(月・祝)まで開催中。当日券などの情報はイベントのオフィシャルサイトで確認しよう。