"光のトキ"が壮大に舞う...夜の金山はこんなに神秘的♪「史跡佐渡金山」周辺で期間限定ナイトツアー始まる
世界文化遺産に登録された新潟県の「佐渡島(さど)の金山」を代表する観光施設「史跡佐渡金山」(佐渡市下相川)周辺で9月1日、ライトアップやプロジェクションマッピングを楽しむ期間限定の「佐渡金山ナイトツアー」が始まった。地面や岩肌に鉱脈や採掘作業をイメージした映像が映し出され、観光客らは歴史的な空間での神秘的な光の演出を堪能した。 金山を活用した夜間のコンテンツを充実させ、宿泊やインバウンド(訪日客)の増加につなげようと、佐渡市が観光庁の補助事業を活用し企画した。 初日は観光客や島内に住む外国人モニター計12人が参加し、普段は非公開の夜の金山の敷地内を歩いた。道遊坑出口から「道遊の割戸」下までの約350メートルには、「金の実」をイメージした光の演出が施されたほか、道遊の割戸の下の岩肌に採掘作業やトキが舞う姿を表現した映像が投影され、参加者は盛んにカメラを向けていた。 東京から娘と旅行で訪れた女性(50)は「面白い試みだと思う。トキの舞う姿は壮大だった」と興味深げに話した。 ナイトツアーは9、10月の金土日祝日(9月14日を除く)の午後6時半~8時半。中学生以上5000円、小学生2500円。要予約。佐渡市公式観光情報サイト「さど観光ナビ」から申し込む。