第26回ジャパンダートクラシックを制したフォーエバーヤングと坂井瑠星騎手（撮影・中島郁夫）

＜ジャパンダートクラシック＞◇2日＝大井◇Jpn1◇ダート2000メートル◇3歳◇出走15頭◇1着賞金7000万円◇1着馬にJBCクラシック優先出走権 【写真】フォーエバーヤング（2023年12月13日撮影） 　単勝1番人気のフォーエバーヤング（牡、矢作）が2番手から抜け出し、3歳ダート3冠最終戦を制した。スタートでややつまずきながらもすんなりと好位を確保。4角では逃げたカシマエスパーダの手応えも良かったが、直線では楽に抜き去った。最後は外から伸びてきたミッキーファイトの追い上げを1馬身4分の1差封じて押し切り勝ち。勝ちタイムは2分4秒1。 　坂井騎手は「内でもまれるのはいやだったのでハナでもいいと思っていました。2番手になりましたが、リズムよく走っていました。素晴らしいメンバーがそろっていましたので、直線も最後まで油断せず追いました。国内は無敗。春はアメリカで悔しい思いをしましたので、そのリベンジという思いは強い。次のアメリカも勝ちに行きたい」と力強く語った。 　5月のケンタッキーダービーは惜敗3着でデビュー以来初黒星を喫したが、世界レベルの実力は証明済み。次は大目標に掲げてきたBCクラシック（G1、ダート2000メートル、11月2日＝デルマー）。秋始動戦で弾みをつけ、本場米国でも頂点をとりにいく。 　馬連（1）（10）600円、馬単（1）（10）860円、3連複（1）（10）（12）990円、3連単（1）（10）（12）3150円。 　（注＝成績、払戻金などは必ず主催者発行のものと照合してください）