やりたい放題メイウェザーが異例の公開練習で披露した”超絶テク”の一部始終と「皆が希望するなら(朝倉未来を)早く倒す」の真意…大混乱を目撃した元世界王者の見解とは?
また使用グローブはまだ10オンスになるか8オンスになるかは未定で、当日のレフェリーは天心戦と同じケニー・ベイレス(米国)が務める。メイウェザーとマニー・パッキャオ(フィリピン)の世紀の一戦を裁いたレフェリーだ。 気になるレジェンドのファイトマネーだが、榊原CEOは、「前回(天心戦)は超えている。しかもドル建てでの契約だから、実質は1.5倍。こっちとしては悲しくなる。2桁の億?そうですね。PPVボーナスもあります」と明かした。 前回の天心戦のファイトマネーは、10億円とも15億円とも言われているが、今回は、それ以上で、しかも、急激な円安の恩恵があるのだから「ザ・マネー(金の亡者)」の異名を持つメイウェザーはウハウハだろう。公開練習のサービスもするわけである。ただメイウェザー自身は、ファイトマネーを聞かれると「そんなこと言えるわけないだろう」と一蹴した。 また天心戦でも設けられたキックした場合の罰金についても、今回もひと蹴り500万ドル(約7億2000万円)の契約条項があることを明かした。 「二回蹴ったら14億円。さすがに蹴らないと思うよ」と榊原CEO。“ユーチューバー長者“の朝倉でも間違っても蹴るわけにはいかなくなった。 「では。これからショッピングに行ってくる」 そう言ってジムを立ち去ったメイウェザーは、公開練習のライブ映像を見て場所を察知してかけつけたファンに車に乗る際に囲まれていた。 試合までの今後の公式行事としては、今日23日に行われる出場全選手の恒例インタビューと、前日の24日にメイウェザーだけの特別会見が予定されているが、RIZINの担当者は「どうなることやら。メイウェザーの気分次第」と予想不能のメイウェザー“劇場”の行方を懸念していた。 (文責・本郷陽一/RONSPO、スポーツタイムズ通信社)
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