中国、7月に重要会議 経済政策を討議、人事も注目
【北京共同】中国共産党は30日、中長期の経済政策を討議する重要会議、第20期中央委員会第3回総会(3中総会)を7月に開催することを決めた。新華社が伝えた。不動産不況や成長鈍化が懸念される中、習近平指導部がどういった経済方針を打ち出すかが焦点。閣僚職を解任された後も中央委員に名を連ねる秦剛前外相や李尚福前国防相ら元高官の処遇も注目される。 3中総会は共産党大会の翌年の秋に開催されることが多かったが、今回は第20回党大会の翌年に当たる2023年秋に開かれず、不動産政策や人事を巡り調整が難航したと指摘された。