オジサン、新年度に履くなら…? やっぱり背筋が伸びて、気も引き締まる黒のキャップトゥです!
ジョセフ チーニーを代表する、実用的なストレートチップモデル「アルフレッド」。 優美な曲線を描くラスト(木型)125と、キメの細かいカーフ素材に加えて、耐水性・耐久性に優れたグリップ力のあるラバーソール仕様なため、雨の日でも心強い一足です。 @shoeshineyamaimoさんは、サイドゴアブーツの「ゴドフリー(Godfrey)」でも登場して頂おり、ジョセフ チーニーの名作を見事に押さえていますね。 磨きの具合も見事で、靴愛を感じます。 また、たくさんの愛靴を披露してください。楽しみにしています。
クロケット&ジョーンズの「ベルグレイブ」
最後は、14度目の登場となる@kdoit_1989さんの投稿から。クロケット&ジョーンズ(Crockett&Jones)の「ベルグレイブ(BELGRAVE)」です。
ベーシックなオックスフォードに、パーフォレーションキャップトゥを加えることでで華やかな印象に仕上げた「ベルグレイブ」。 ほとんどの工程を手作業で行うハンドグレードラインが登場した頃からある定番のモデルです。 土踏まずがタイトで、幅がやや狭くて甲が低い。ロングノーズ気味のスクウェアトゥ、通称「パリラスト」ことラスト337を履いているのもポイント。 @kdoit_1989さんの「ベルグレイブ」はイイ感じに履き込まれたシワが刻まれ、それを見事に鏡面磨きで仕上げてあるのが素晴らしい。毎度ですが、靴に対する愛情をヒシヒシと感じます。 やはり新年度のスタートには黒の革靴、正統派のストレートチップ派が履きたくなります。職場の雰囲気や取り入れるコーディネートによって異なりますが、たまにはバシッと黒靴を履くのも良いですよね。じつは履きこなしの幅も広いですし、丁寧に履けば一生の友になりえるので、きちんとした作りのなるべく良い一足を手に入れ、しっかりお手入れしながら履いてみてはいかがでしょうか。 それでは次回の「あなたの靴、見せてください」もお楽しみに!!
谷中 龍太郎