映画『違国日記』、新垣結衣が演じる小説家の自然体が心地よい!──6月7日劇場公開
新垣結衣が演じる槙生の特別感
新垣結衣が演じる槙生が選ぶ言葉、そして朝との距離感が、数多ある“突然の共同生活モノ”と異なる特別感を筆者にもたらした理由かもしれない。 このように映画『違国日記』は、朝の心に寄り添う槙生そのもののように構成されている。死によって生まれた叔母と姪の名前のつかない/いらない関係──その救済の本質は決して急がず、見捨てず、ただ「その都度最適な距離を探し続ける」ことにある。 映画『違国日記』 公開日:6月7日(金) 原作:ヤマシタトモコ「違国日記」 (祥伝社 FEEL COMICS) 出演:新垣結衣、早瀬憩、夏帆、瀬戸康史 配給:東京テアトル ショウゲート 出演:新垣結衣、早瀬憩、夏帆、瀬戸康史 Ⓒ2024 ヤマシタトモコ・祥伝社/「違国日記」製作委員会 文・SYO 編集・神谷 晃(GQ)