キャサリン妃の「復帰日」がまたも揺らぐ...⁈ 英国防相の"突然の発表"により、ケンジントン宮殿側が焦りの対応
2024年1月17日(現地時間)ケンジントン宮殿は、キャサリン皇太子妃が腹部の手術を受け、療養のため数カ月は公務を行わないと発表した。それ以降、皇太子妃のその後の状態などについて、ほとんど何も公表せずにきた。 【写真】いつもとは違う表情に心配の声...。パパラッチに撮られた、療養中のキャサリン皇太子妃 しかし、国防省が3月5日に行ったある発表を受け、ウィリアム皇太子夫妻の公務を取りまとめるケンジントン宮殿は急きょ、新たに対応を迫られることとなった。 国防省は君主の公式誕生日に行われる毎年恒例の祝賀パレード、「トゥルーピング・ザ・カラー」について、2024年は6月15日に開催することをウェブサイトで発表。同時にこの月の第1、第2土曜日に行うリハーサルについての情報を公開するとともに、観覧に必要なチケットの販売を開始した。そして、同月8日に行われる「観兵式」のリハーサルには「キャサリン皇太子妃が参加する」と記載していた。 だが、この情報の発信を受け、ケンジントン宮殿の関係者は改めて、「キャサリン皇太子妃のすべての公務に関し、最終的な決定発表を行うのはケンジントン宮殿だ」と強調。どうやら国防省は、今回のこの発表について、宮殿側と事前に連絡を取り合っていなかったようだ。
ケンジントン宮殿は1月に公表した皇太子妃の手術に関する声明で、「公務の再開はイースター(復活祭、2024年は3月31日)以降になる見通しだ」と説明していた。その後、予定の変更などに関する新たな情報はなく、イースター以前に何かが公表される予定もないとみられていた。 ただ、キャサリン皇太子妃が公の場に姿を見せない期間が長くなればなるほど、熱心なロイヤルファンたちの心配や不安は増すばかりで、SNS上ではさまざまな噂が飛び交っていた。そんな中先日3月4日には、ついにパパラッチが療養中のキャサリン妃の姿をとらえ、その画像は一瞬にして拡散。母キャロル・ミドルトンさんが運転する車の助手席に乗ったキャサリン妃は、いつものような明るい顔色ではなく、どこか固い表情を見せていた。 国防省は6月15日に行う観兵式について、「チャールズ国王が出席する」とも発表している。だが、その予定についても、疑問が持たれる。国王はがんの治療のため、当面は行事への出席を伴う公務を取りやめている。今回の国防省の発表は、2人の体調を心配しているファンたちにとって、より一層疑問を抱かせるだけの告知となってしまったかもしれない。 とはいえ、王室の公務を担う中心メンバー「シニアロイヤル」の2人が同時に休養中という現在のような状態は、きわめて異例のこと。復帰を心待ちにしている国民やファンのためにも、慎重な対応が必要だ。 また、このような状況を受け、当然それぞれのパートナーであるカミラ王妃とウィリアム皇太子は、これまでになく大きな責任を負うことになっている。ウィリアム皇太子は家族のために一部スケジュールを変更したものの、残りの公務は単独で遂行。カミラ王妃は年初から、単独で公務を行っている(3月4日から1週間は、休暇を取得中)。
From TOWN&COUNTRY