山田涼介、10年ぶり学園ドラマで初の教師役 7月期フジ金9「ビリオン×スクール」主演
また、「僕が初の教師役なので、ちゃんと生徒の皆さんに背中を見せられるのかな、何か教えられるのかなと思っています。役を通じてもそうですが、役者の先輩としても教えられることがあれば頼っていただきたいなという思いでいます」と、撮影を通じて向き合う生徒役キャストへの思いも明かした山田は「僕も気が付いたら31歳で大人の年齢になったのですが、いまいち自分の中で“大人になったな”と感じることがあんまりなくて(笑)。ですので、見ている方にちゃんと教師として見てもらえるのかな、伝わるのかなという不安は残ります。僕の演じる役がいわゆる一般常識とはかけ離れた役ではあるので、そのあたりをうまく演じられるように頑張りたいなと思っています」と気合十分だ。
演出を担当するのは、金9ドラマ「うちの弁護士は手がかかる」(2023年10月クール)や「おっさんずラブ」シリーズ(2018年~2024年/テレビ朝日系)を手掛けた瑠東東一郎。本作について瑠東は「古くは『坊ちゃん』から始まり、脈々と受け継がれる、“学園モノ”。“変わらない事”“変わるべき事”。時代の変遷を経て、今、何を作るべきか。熟考に熟考を重ねた結果、こんな時こそシンプルに。明日の活力になる“何か”を提供できるような。弱ってる人たちの希望になるような。そんなエンタメ作品でありたいな、と。めちゃめちゃ真面目な入りですが、学園モノではあるものの、イーロンマスクみたいな天才開発者が先生になるという、わりとエンジン全開な作品です。『坊ちゃん』×『アイアンマン』的なぶっ飛ばし方もしています」と語っている。 また、プロデュースを手掛ける江花松樹(フジテレビドラマ・映画制作部)も「“会社は学校じゃねえんだよ”。そんなドラマがありましたが、現実は違います。ルール。伝統。礼儀。会社に入ってもめちゃくちゃ学校みたいなことが続きます。僕らは大人になっても、学校の延長で生きていく生き物です。だから、学園ドラマは面白い。“本当はスゴイやつが正体を隠して日常にまぎれている”“そいつは凝り固まった組織のルールをかき乱す”“そんな彼にはさらなる秘密があって”…。こんな教師像を体現するのは山田涼介さん。老若男女の心をガッチリつかむ、“生粋のスター”が、新しい学園ドラマの扉を開きます。コンセプトは“学校にイーロンマスク”。でも、AIよりも最後はやっぱりヒューマンでしょ。週の終わり、“来週も学校行くか”と思えるようなドラマを目指します」と意気込みを明かしている。(編集部・入倉功一)