ヘンリー王子とメーガン妃、ジャマイカでレッドカーペットにサプライズ登場 君主制に反対の首相と記念撮影
現地時間1月23日(火)にジャマイカで映画『ボブ・マーリー:ONE LOVE』のプレミアが開催された。なんとヘンリー王子とメーガン妃がサプライズで出席、マスコミを驚かせた。王子は先週「航空業界の生けるレジェンド」の授賞式に出席したばかりだが、妃は子どもが体調不良のため欠席していた。妃がレッドカーペットに現れるのは昨年11月に行われた雑誌『バラエティ』のレセプション以来。 【写真】メーガン妃&ヘンリー王子のイチャイチャ幸せモーメント30
この作品はジャマイカが生んだレゲエ界のレジェンド、ボブ・マーリーの人生を描いた伝記映画。王子と妃は同作を配給するパラマウント・ピクチャーズのCEOのブライアン・ロビンス夫妻と対面した。
また会場にはジャマイカの首相アンドリュー・ホルネス(左から3人目)の姿も。王子と妃は首相夫妻とも歓談、握手を交わすとカメラの前に並んだ。ちなみにホルネス首相は君主制に反対していることで有名。ジャマイカは現在英連邦の加盟国だが、君主制を廃止する計画を発表している。新聞「デイリーメール」などによると今年中には国民投票で共和制に移行するかどうかを決定すると見られている。
当然一部のロイヤルコメンテーターからは王子に対する批判の声が噴出。王子と妃の伝記を執筆しているフィル・ダンピエは同紙に「通常の状況であれば映画のプレミアに行くことはまったく問題はない。しかしジャマイカが君主制を廃止しようとしているときに行くのは無神経だ」と同紙に語っている。またキャサリン皇太子妃やチャールズ国王の健康問題にも言及。「2人に対するお見舞いを公の場所で言う暇は見つけられないのに、首相とレッドカーペットに並んでいる。これは王子夫妻がその国を支持しているというメッセージに他ならない」。
ジャマイカが君主制を廃止しようとしていることは当然2人も知っているだろうが、プレミアでの王子と妃は終始笑顔。ちなみに2人が最後にジャマイカを訪問したのは2017年。王子の親友のスキッパーことトム・インスキップの結婚式に出席するためだった。当時王子は交際中だった妃を同伴。王室専門家ケイティ・ニコールが書いた伝記本『Harry: Life, Loss, and Love』によると王子はこの結婚式で「自分は運命の人に出会った」と実感、妃がその相手だと気がついたという。思い出の地で夫婦水入らずのひとときを楽しんだようでなにより。