“麻雀に愛された”伊達朱里紗 7万点超の圧巻トップ!嶺上開花で決めた華やか跳満「皆さんの応援が力になっている」/麻雀・Mリーグ
カンと一声上がったその瞬間、多くの視聴者がアガリを予感したはずだ。プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2024-25」11月1日の第1試合はKONAMI麻雀格闘倶楽部・伊達朱里紗(連盟)が7万点超のトップを獲得。決定打はリンシャン牌でアガった華麗な跳満、放送席や視聴者を熱狂の渦に巻き込んだ。 【映像】伊達、嶺上開花で勝負を決めた華やか跳満 この試合は東家から渋谷ABEMAS・日向藍子(最高位戦)、U-NEXT Pirates・仲林圭(協会)、伊達、EX風林火山・松ヶ瀬隆弥(RMU)の並びで開始。伊達は東2局1本場、仲林から満貫をアガり先制した。 “麻雀に愛されている”ことを証明するようなアガリが生まれたのは東4局だ。赤が2枚のチャンス手を、8巡目にリーチ。さらにその後に引いた五万をアンカンした。解説の村上淳(最高位戦)は「おおお!これめっちゃリンシャンでツモりそうじゃない!?」と熱を込める。アガリ牌の6筒をツモると、放送席は「リアル咲だ!」と絶叫、ファンも「リンシャンきたー!!」「伊達ちゃーーん!」「これが麻雀そのものだぞ!」と大興奮だ。リーチ・ツモ・タンヤオ・嶺上開花・赤2・裏ドラの1万2000点で大きく抜け出した伊達、9月17日以来の2勝目へ向けてリードを広げた。 南2局1本場には村上が「秀逸な手順」と絶賛した好内容の跳満が成就。さらに南3局の親番ではわずか2巡目のリーチが親跳満のツモとなり、これで持ち点は7万点オーバー。アガリは4回、そのうち3回が跳満という超高打点麻雀だ。影を踏ませぬ圧勝で、+91.9の特大トップを手に入れた。 インタビューでは「Mリーグで6000オールは2度目…?もっと6000オールしたいなって常日頃思っていたので、運だけですがすごくうれしかったです」と南3局の親跳満を取り上げ、天運に感謝した。「麻雀卓に感謝して、引き続き稽古に励みたい」「皆さんの応援が力になっている」と殊勝に語る伊達に、ファンからは「ナイスプレー!」「向上心高い伊達ちゃん」「麻雀に愛されてる」と多数のコメントが寄せられた。とにかく負けない伊達は勝つ時に大きく勝つ。チームのポイントゲッターが、ようやく腕を振り始めた。 【第1試合結果】 1着 KONAMI麻雀格闘倶楽部・伊達朱里紗(連盟)7万1900点/+91.9 2着 U-NEXT Pirates・仲林圭(協会)1万4500点/+5.5 3着 渋谷ABEMAS・日向藍子(最高位戦)7100点/▲32.9 4着 EX風林火山・松ヶ瀬隆弥(RMU)6500点/▲53.5 ※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会 ◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各96試合(全216試合)を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合(全30試合)を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ(16試合)に進み優勝を争う。優勝賞金は5000万円。 (ABEMA/麻雀チャンネルより)
ABEMA TIMES編集部