監督選抜で球宴出場を決めたソフトバンク・松本裕樹(左)、大津亮介(中)、有原航平

「マイナビオールスターゲーム2024」の監督選抜選手が8日に発表され、ソフトバンクから有原航平投手（32）、松本裕樹投手（28）、大津亮介投手（25）が選出された。 　パ・リーグトップ8勝をマークしている有原は、ここまでの自身のパフォーマンスを「ある程度ゲームをつくってこれたので評価できる」と振り返った上で「選ばれたことは素直にうれしい」と3度目の栄誉を喜んだ。 　会見では、過去2度出場した祭典の思い出を聞かれ「あまりいい投球をしていないんで、あまりいい思い出はないんですが…」と自虐コメントで笑わせる場面も。開幕から首位を快走する好調ホークスの立役者は「いつもパ・リーグで戦っていて嫌だなって思う選手とプレーできるんで、リラックスして楽しんでやりたい」と、随所に風格を漂わせた。 　また、ここまでリーグ最多33試合に登板して最多23ホールドの松本裕と今季から先発転向して6勝をマークしている大津が初選出。松本裕は「今年いいスタートを切った時から球宴に出ることを目標に頑張ってきたので、選ばれてよかった」と声を弾ませ、大津は「球宴は憧れていた舞台でもあるんで、全力で楽しみたい」と腕をぶした。 　今年のオールスターゲームは23日にエスコンフィールド北海道、24日に神宮球場で行われる。記憶に刻まれる数々の名シーンを生んできた「夢の祭典」。今年は誰が、どんなプレーで、野球ファンをくぎ付けにするか――。