「とろ~り甘い西条柿」野菜ソムリエサミットで金賞「幻の柿」栽培に誇りと自信…ブランド化へPR(島根)
山陰中央テレビ
松江市東出雲町の農家が育てた西条柿が、「野菜ソムリエ」の団体が開いた品評会で「金賞」に選ばれ、上定市長に喜びを報告しました。 「野菜ソムリエ」による品評会「野菜ソムリエサミット」で、11月の金賞に選ばれたのは西条柿。松江市東出雲町の農家・上山根有史さんが出品した「とろ~り甘い西条柿」です。17日に上山根さんが松江市役所を訪れ、上定市長に受賞を報告しました。 野菜ソムリエサミットは、農産物の価値向上と農業の活性化を目指し、野菜や果物、農産加工品の「美味しさ」を軸に評価する品評会で、野菜ソムリエの団体が毎月開いています。上山根さんが作る西条柿は、その名の通り渋みがなく、とろみのある甘さが特徴で、品評会でも高く評価されたということですが、傷みやすく、流通が難しいため「幻の柿」とも呼ばれています。 松江市・上定市長: とんでもなく美味しいですね。 さらに上山根さんは、12月の品評会に「とろ~り甘い西条柿」のあんぽ柿を出品、糖度が56度を超えるという甘い仕上がりが評価され、こちらも金賞に選ばれました。 マルカミ農縁・上山根有史代表: 今年すべての農産物が猛暑によって不作だったり、栽培が難しい中で金賞が取れたことは、私が想像を超える喜びです。この西条柿を日本中にPRするために必要な付加価値だと思っています。 上山根さんは今後、「とろ~り甘い西条柿」のブランド化を目指して、県内外へPRを続けていくことにしています。
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