樹脂製機械部品の独イグス 無潤滑品 アプリで提案
ケーブル保護管や可動ケーブルといった樹脂製の機械部品の開発・製造を手掛けるイグス(本社=ドイツ、東京本社=東京都墨田区、吉田剛社長)は、人工知能(AI)を活用した製品提案型アプリケーション「igusGO(イグスゴー)」の利用拡大に力を入れる。携帯端末向けのアプリで、カメラによる対象物の撮影や画像のアップロードを通じ、同社が手掛ける製品の使用事例の紹介に加え、使用できそうな製品や部品を提案してくれるのが特長。潤滑剤不使用品を提案するため、機械設計におけるコストカットも期待できるという。現時点で課題とするチャット機能でのスムーズなやり取りや翻訳機能の改善を通じ、さらなる利便性の向上を図る。