ダブル不倫から復帰「広末涼子」が主演したドラマ「できちゃった結婚」の“リアリティー”と超豪華キャストの今
4月17日に東京・有明の東京ビッグサイトで行われたイベントに出席した女優の広末涼子(43)。昨年6月に人気シェフ・鳥羽周作氏とのダブル不倫が報じられて以降、約11カ月ぶりの表舞台となり、白いシャツにデニム地のパンツといういでたちで爽やかな姿を見せた。 【写真】「薬物騒動」で芸能界を引退した女優も出演 今年2月に26年間所属した芸能事務所を退社し、個人事務所を設立した広末。スキャンダルの影響もくすぶるなか、今後、女優としてどんな作品に出演するのか気になっている人も多いだろう。 広末といえば、透明感あふれる美少女アイドルとして1990年代後半に一世を風靡した。全盛期の出演作も、反町隆史と竹野内豊のダブル主演ドラマ「ビーチボーイズ」(フジテレビ系、97年)や、明石家さんまと親子役を演じた「世界で一番パパが好き」(フジテレビ系、98年)など、キャストの顔ぶれは、それは豪華なものだった。 なかでも、2001年放送の「できちゃった結婚」(フジテレビ系)に出演していた俳優たちの“その後”の活躍ぶりは目覚ましい。本作は、広末と竹野内のダブル主演ドラマで、その名の通り、お互いのことをよく知らないうちに“できちゃった”カップルの出産や結婚を巡る騒動を描いたヒューマンコメディー。広末と竹野内がそのカップルを演じていたが、23年に発覚した広末の不倫騒動などもあり、今振り返ると、妙な「リアリティー」も感じる作品でもある。そこで今回は、そんな広末全盛期の主演ドラマ「できちゃった結婚」のキャストたちの現在を紹介しよう。
■竹野内豊 竹野内豊は広末演じるヒロインを妊娠させてしまう若手CMディレクター役で主演。当時から数々の連続ドラマで主演を務める人気者だった。一方、最近も主演ドラマ「イチケイのカラス」(フジテレビ系、21年)が放送され、穏やかな口調ながら自由奔放なクセ者裁判官役を演じてハマり役と評判になるなど、アラフィフとなっても安定した活躍を見せている。また、21年に26年間所属した芸能事務所を退社し、翌年からフリーランスとなったことも話題を集めた。 ■阿部寛 竹野内演じる主人公の大学時代の先輩役を演じたのが阿部寛。その後、「結婚できない男」(06年、フジテレビ系)で、偏屈かつ皮肉屋で結婚に縁はないが憎めない独身の主人公を演じ、ドラマもヒット。さらに「下町ロケット」(15、18年)や「ドラゴン桜」(21年)など、5回もTBS系「日曜劇場」で主演を務め、昨年、同枠で放送され社会現象となった「VIVANT」では、テロ組織を追いかける刑事役を好演。一方、私生活では08年に結婚し、11年6月に第1子、12年11月に第2子が誕生した。また、自身のホームページが1990年代のようなレトロなデザインのまま存続していることでも知られている。 ■妻夫木聡 本作での妻夫木聡の役は、竹野内演じる主人公の後輩。連続ドラマ初主演を果たしたのが2003年放送の「ブラックジャックによろしく」(TBS系)で、矛盾に立ち向かう純粋で情熱を持った若手医師役を演じ、一躍人気者に。09年には「天地人」で、NHK大河ドラマ初主演を飾った。最近の連続ドラマも孤高の天才執刀医役を演じた「Get Ready!」(TBS系、23年)など、主演作が多い。また、プライベートでは16年に女優のマイコと結婚し、19年12月に第1子、22年9月に第2子の誕生を発表している。