セーリング・田中美紗樹・永松瀬羅組が初五輪へ 飯束潮吹・西田カピーリア桜良組もパリ切符獲得
セーリングのパリ五輪最終予選を兼ねたラストチャンスレガッタは26日、フランスのイエール沖で最終日が行われ、女子49erFX級の田中美紗樹、永松瀬羅組(豊田自動織機)がパリ五輪代表を決めた。総合6位(国別4位)となり、国別5位までに与えられる五輪出場枠を獲得した。ともに初代表となる。 混合ナクラ17級では飯束潮吹(エス・ピー・ネットワーク)、西田カピーリア桜良(関大)組も五輪代表に決まった。総合5位(国別4位)となり、国別4位までが得る切符をつかんだ。 今大会では男子iQFOiL級の富沢慎(トヨタ自動車東日本)が26日に優勝を果たし、日本勢初となる5大会連続の五輪出場を決めている。既に内定していた混合470級の岡田奎樹(トヨタ自動車東日本)、吉岡美帆(ベネッセ)組を含め、セーリングは計4種目でパリ五輪に挑む。 ▽田中美紗樹「たくさんの支援をいただいた方々に(五輪出場という)良い結果を伝えることができてうれしいです。残りの日数はあまり多くないですが、しっかりトレーニングをしていこうと思います」 ▽永松瀬羅「所属企業をはじめたくさんの方々に支援、応援していただき力になりました。オリンピックでは入賞するという目標に向けがんばっていきます」 ▽飯束潮吹「オリンピックの国枠を獲得できてうれしいです。今のままではオリンピックでは通用しないので、残りの日数で少しでも技術を磨いていきたいと思います」 ▽西田カピーリア桜良「一時はどうなるか心配でしたが、最後なんとか勝つことができてうれしかったです。オリンピックまでの限りある時間を大切に、悔いが残らないように頑張ります」
報知新聞社