客席と一体、にぎやかに締めくくる 富山・南砺市福野で「スキヤキ」最終日
ワールドミュージックの祭典「スキヤキ・ミーツ・ザ・ワールド2024」最終日は25日、富山県の南砺市福野文化創造センターであり、多彩なアーティストが情感を込めた演奏や歌で聴衆を魅了した。 日英両国で活動する「マユンキキ&サージ」は、アイヌ語の伝統的な歌唱法やリズムを基盤にしつつ、現代音楽の要素を取り入れた独自のスタイルで演奏。世界的に活躍するブラジル音楽「マラカトゥ」の指導者、メストレ・シャコンさんとの共演でも会場を沸かせた。 東京を拠点に活動する「チョコパコチョコキンキン」は、電子音に各国の民族的な音楽要素を加えることで生み出されるエキゾチックな世界観を披露した。 フィナーレを飾ったのはブラジルのシンガー・ソングライター「アナ・フランゴ・エレトリコ」。伝統的なブラジリアン・ブギーと、モダンなポップセンスが融合したきらびやかな楽曲を披露し、来場者の心をつかんだ。 同センター前庭で来場者や出演者が一緒に演奏や踊りを楽しみ、にぎやかに締めくくった。27日には東京公演がある。スキヤキは北日本新聞社共催。