転落した消防車の下敷きに 住宅火災で出動した消防団員の男性が死亡 動き出した車を止めようと…(島根)
山陰中央テレビ
島根県川本町で30日夜、住宅火災で出動した消防車が道路沿いの田んぼに転落し、消防団員の男性1人が下敷きになり死亡しました。 30日午後7時ごろ、川本町因原の町道の近くで発生した住宅火災で、消火活動にあたるため消防車を運転して駆け付けた消防団員で、団体職員の非々篤志さん(50)が消防車のエンジンをかけたまま停車させて車を降りたところ、消防車が動き出し、止めようとした非々さんとともに道路下の田んぼへ転落しました。 この事故で、非々さんは横転した消防車の下敷きになり、救助後、搬送先の病院で死亡が確認されました。 なお、非々さんが出動した住宅火災は、事故現場と同じ川本町因原で事故の20分程前に119番通報があったもので、火は約3時間後に消し止められましたが、母屋と車庫、倉庫の合わせて3棟約164平方メートルが全焼しました。 この住宅には73歳の男性が一人で住んでいましたが、無事で、この火事によるけが人はいませんでした。 警察と消防で31日早朝から実況見分を行い、詳しい火事の原因を調べています
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