市明推協が優良活動で全国表彰 地道な取り組み、全国の模範に【宇部】
宇部市明るい選挙推進協議会(松山一人会長)が、今年度の明るい選挙推進優良活動賞を受賞した。8日には松山会長らが篠﨑圭二市長を表敬訪問し、受賞を報告した。 明るい選挙推進協会(佐々木毅会長)が、投票参加と政治意識の向上のために全国の模範となる活動に取り組んだ団体を2006年から表彰しており、今年度は7団体が選ばれた。この賞を同協議会が受けるのは初めて。 同協議会は57人と1団体で構成。各地区の委員が明るい選挙啓発作品(習字、標語、ポスター)の応募依頼のために小・中学校に足を運んだり、宇部工高の生徒会と協力して宇部まつりで啓発活動を行ったりするなど、地道な取り組みが評価された。 この日は松山会長、福場達朗、宮原洋子両副会長が市役所を訪問。東京都で行われた全国フォーラムで表彰を受け、日頃の取り組みを発表したことを報告した。松山会長(74)は「小・中学生や高校生を中心とした若い世代への啓発に、今後も力を入れる。投票する権利を、一人でも多くの人に行使してもらえるように努めていく」と語った。 篠﨑市長は、同協議会の活動をたたえ、「地域、県、日本のことを考えるきっかけになる投票を、協力して促していこう」と話した。