幻想の雨晴、イナガキ作品採用 25年のカレンダー完成
●高岡商工会議所が作成 高岡商工会議所は18日までに、雨晴海岸をモチーフにした「2025雨晴カレンダー」を作成した。今年は、富山新聞で「イナガキヤスト×北陸カメラ旅」を連載するフォトグラファーのイナガキさん(射水市)が撮影した作品を使用し、さらなる高岡の魅力発進につなげる。 カレンダーは雨晴海岸の世界ブランド化事業として08年度版から作成している。今回は陸上の冷たい空気が海面を冷やすことで発生する気(け)嵐(あらし)の幻想的な場面を捉えたイナガキさんの力作を盛り込んだ。 A1判で約7千枚作成し、会員の事業所に配布する。1枚700円で一般販売する。同会議所の担当者は「被災した伏木を応援するためにも、現地に足を運んでほしい」と話した。