東京対柏　前半、PKを決め喜ぶ東京Dオリベイラ（中央）（撮影・井上学）

＜明治安田J1：東京3－3柏＞◇11日◇第13節◇味スタ 　FC東京が前半に退場者を出しながらホームで柏レイソルと3－3で引き分けて4戦負けなしの暫定3位に浮上した。 　前半2分に失点するも、MF仲川輝人（31）、FWディエゴ・オリヴェイラ（33）、MF松木玖生（21）の得点で一気に逆転に成功した。 　ただ前半終了間際に、GK波多野豪（25）が相手FW細谷真大（22）を倒して一発退場。1人少なくなった後半は劣勢に立たされた。開始早々に失点すると、同13分に同点に追いつかれた。ピーター・クラモフスキー監督は「前半と後半で全く違うものになってしまった」と悔しがった。それでも後半1人少ない中でも戦い抜いた点を高く評価。「素晴らしいメンタリティーを出してしっかりと戦ってくれた」とうなずいた。 　チームは上位をキープ。ルヴァン杯も含めた連戦が続く。主将の松木は「難しい試合で勝ち点3をとれたのはチームとしてでかい」とし、「ここから連戦が続くので勝ち続けられるようにやっていきたい」と前を向いた。