もふもふ「ひつじのショーン」に会える!福岡で展覧会や催し
世界で愛されているクレイアニメ「ひつじのショーン」の歩みや魅力に迫る展覧会が、福岡市・天神の福岡県立美術館で12月24日まで開催されています。11月25日には関連企画のコンサートが同館で開かれます。市内の商業施設でも別途、ショーンをテーマにした催しが行われており、この冬は福岡の各地でショーンに出会えます。 【写真】展示品と販売されているグッズの例
撮影のパペットやセット
ひつじのショーンは、英国のアードマン・アニメーションズが制作。ショーンと仲間たちが繰り広げるドタバタコメディーで、2007年に英国や日本でテレビ放送が始まり、世界約170か国で愛されています。 今回の展覧会は、テレビシリーズ放送開始15周年を迎えたことを記念し、22年夏の京都会場からスタート。東京、福島を経て、今回の福岡は4か所目です。県立美術館や東映などが主催。なお、会場内は一部を除いて撮影禁止となっています。 会場には、撮影やプロモーション用に制作されたパペット(人形)やセット、描きおろし画など約300点を展示。「ウォレスとグルミット 危機一髪!」のサブキャラクターとして誕生したショーンの歩みや、6シリーズあるテレビ放送、映画、制作の裏側といった四つのテーマを軸に紹介します。 撮影用セットは、バスの車体に土が跳ねた跡があったり、スーパーの冷凍庫に様々な商品が並んだりと、細部まで丹念に作り込まれていることが分かります。 「あ、い、う、え、お」のような母音に合わせて付け替えているというショーンの口元など、体のパーツも展示されています。
人気作家のミニチュアも
また、SNSなどで人気のミニチュア写真家・田中達也さんが手がけた作品も。お寿司(すし)を題材に、ユーモアたっぷりにショーンを表現しています。 関連グッズ約200点の販売も行っています。展覧会限定のオリジナルも多く、パーカーのほか、「八幡屋磯五郎七味」といったユニークな商品もあります。 関連イベントとして11月25日、県立美術館2階ロビーで、テレビアニメ「ひつじのショーン」のオープニングテーマなどを演奏する「アクロス・ミュージアムコンサート in 県美」が開かれます。参加無料で申し込み不要。午後1時30分と、午後3時からの2回(各約30分)です。詳細は公式サイトで紹介しています。