店長の太田聡さん

　「串屋 長右衛門（ちょうえもん） 本町店」（大阪市中央区南本町4、TEL 06-4963-7501）が大阪・本町にオープンして25周年を迎える。（船場経済新聞） 【写真】ランチの「夏季限定の冷やし鶏麺」 　席数は24席。1999（平成11）年6月23日にオープンし、経営は2年前に創業者から現在の経営者が引き継いだ。店長の太田聡さんは引き継ぎのタイミングで入店。「増やしたコースや季節メニュー以外は伝統の味を引き継いでいる」と話す。 　焼き鳥（280円～）は15種類で、肉は岩手県の銘柄鶏・清流鶏を使う。たれは25年継ぎ足しているという。「人気は串8本にお通し、鶏スープのついた『長右衛門コース』（2,500円）。初めての人にはこちらを薦めている」とも。締めの食事メニューは3種類用意。「焼きおにぎり（500円）が人気。しょうゆではなく焼き鳥のたれで焼いているので甘辛くて香ばしい」と胸を張る。ドリンクは焼酎（500円～）6種類、日本酒（600円～）を5種類そろえる。季節メニューを各1種類、2カ月程度で入れ替えているという。 　ランチ（各900円）は6種類。つくねやもも、ハツなどの焼き鳥をのせた「焼き鳥重」がよく出るという。 　オープン時から通う常連もいるという同店。客が部下を連れて来店し、その部下がまた後輩を連れてくることもあるという。「古くからのお客さまを大事にしながら、若い人も入りやすい店作りをしていけたら」と意欲を見せる。 　営業時間は、11時～13時、17時～22時。土曜・日曜・祝日定休。