最高額は誰だ!? アジア人の市場価値ランキング11位。17億円の下落…。移籍で当初苦しんだのは?
欧州の2023/24シーズンが佳境を迎えている。今季も各地でアジアの有力選手が存在感を示した。いま世界的に高く評価されているアジア人選手は誰なのか。データサイト『transfermarkt』が算出したデータをもとに、アジア人選手の市場価値ランキングを順位ごとに紹介する。※金額が並んだ場合はサイトに準拠。データは5月17日時点
11位:鎌田大地(日本代表) 生年月日:1996年8月5日(27歳) 最新市場価値:1500万ユーロ(約21億円) 所属クラブ:ラツィオ(イタリア) 23/24リーグ戦成績:27試合1得点2アシスト サッカー日本代表の鎌田大地は、2023/24シーズンに市場価値が急落した。最新のものは、1500万ユーロ(約21億円)となっている。 昨年夏にフランクフルトを退団した鎌田は、フリーでイタリアのラツィオに加入した。シーズン開幕戦から先発の座を勝ち取り、まずまずのスタートを切ったかと思われたが、夏の移籍市場の終盤に加入したマッテオ・ゲンドゥージの方がチームにフィットし、鎌田はベンチが定位置になってしまう。その影響で、加入したタイミングで2700万ユーロ(約37.8億円)だった市場価値は、今年3月の更新で1500万ユーロまで下がった。 しかし、ラツィオは3月中旬にマウリツィオ・サッリ前監督が去り、イゴール・トゥドール監督を招へいし、鎌田の状況も大きく変わった。セリエA第30節ユベントス戦からレギュラーに定着し、特に攻撃面の活躍がイタリアでも高く評価されている。 市場価値大幅下落のあとで評価を再び高めている様子の鎌田は、次の更新でどうなるかが注目の選手の1人と言えそうだ。
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