クマノミやウツボもお引越し!「長高水族館」4月20日移転リニューアルへ
南海放送
新年度にリスタート。今月20日の公開に向けて作業に追われる、高校生たちの春です。 けさ。県立長浜高校に集合した水族館部のメンバー。 西岡春陽部長: 「春休みも、今週いっぱいで終わりです。みなさん、宿題とか終わってますか?終わってなそそうですね(笑)」 実は部員たち、新たなスタートを切るための“引っ越し”に追われていたのです。 これまで高校の中にあった、長高水族館。この春、高校にほど近い大洲市の保健センターに移転、リニューアルすることに! 先月。移転に向けての準備はすでに始まっていました。 部員: 「“水温合わせ”しています。水温が一気に変わっちゃうと魚たちが死んじゃったりするので」 この日は長高水族館の人気者、カクレクマノミたちの引っ越しです。 「あ、やばいやばいやばい!ウツボ出ちゃった…気を付けて、噛むよ絶対!あー、ドキドキするよ…」 何とか救出してひと安心と、思いきや…! 「えー!?そこはやばいって!」 またもや脱走! 「結構ね、粘液があるけんウツボは」 「ゴミだらけで…ごめんな」 結局ウツボはバケツで隔離されることに。 ウツボを確保した部員: 「ヌルヌルしているのはわかっていたんですけど、思った以上につかめなくてめっちゃ焦りました(脱走したら)マズいですよね。ドキドキしました」 ハプニングの合間には…新しい水族館の目玉、幅3mに及ぶ巨大な水槽が到着しました! 女子2人: 「(水槽が)できちゃったんだよ!」 「実感なさすぎ!」 興奮を隠しきれない生徒たち。 搬入業者と生徒: 「せーの!」 生徒たち: 「でかー!」「すげー!」「これはやばい」 お客さんを出迎えるロビーに無事、設置完了です! 女子生徒: 「『なるべく大きくしてください』って言ってたのにここまで大きいのが来るとは!」 「公開日に対するモチベーションがより上がるというか、(お客さんに)早く見てもらいたいなという気持ちになりました」 メインの展示室には、たてよこ1m20cmの水槽が! 男子生徒: 「ここにでっかいのが来るってわかってたんですけど、こんなサイズと思ってなくて想像以上で、すごい今夢みたいでワクワクしています」 どんな生き物をどう入れるか…お客さんがどんな反応をしてくれるか…想像が膨らむ部員たち。 みんなの夢が詰まった新生・長高水族館。4月20日・土曜日にオープンの予定です。