久々に反発の日経平均、リバウンド下の銘柄選びポイント
3カ月ぶりに反発した日経平均株価ですが、こうしたリバウンド局面での銘柄選びを考えます(写真:タカス/PIXTA)
3月の日経平均株価は前月末比で4.88%上昇と、3カ月ぶりの反発となった。株式市場は2月末にウクライナとロシアが停戦に向けた対話に期待が集まったこと、月初はロシアに対する追加制裁の内容が明らかになったことで、ひとまず買いが集まる展開となった。 しかし、ウクライナ情勢が長期化することで、景気の悪化や原油をはじめとした資源価格の上昇によるインフレの進行などが懸念され、中旬まで世界的に株価は下落が続いた。 中旬に入り、FOMC(アメリカ連邦公開市場委員会)で利上げ幅が0.25%となったこと、原油価格の上昇一服、中国の景気刺激策などの期待から株価は回復し、ウクライナ情勢への懸念は継続しているものの、月の高値で取引を終えた。
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坂本 慎太郎