沖縄防衛局が辺野古埋め立て土砂をうるま市宮城島から搬出 工事を加速させるねらい
沖縄テレビ
普天間基地の移設工事を巡り沖縄防衛局は20日、名護市辺野古沖の埋め立てに使用する土砂の搬出を新たにうるま市の宮城島から始めました。 高良琉海子記者: 「荷台にはカバーがかけられていますが、土砂を積んだと見られるトラックが鉱山の入り口から出ていきます」 普天間基地の移設工事に伴う、埋め立てに使用する土砂の調達を巡っては、県内ではこれまで国頭村や本部町で採取されていましたが、沖縄防衛局は設計変更申請書でうるま市の宮城島や本島南部などを加えていました。 2023年、政府が代執行によって設計変更申請を県に代わって承認したことを受けて、沖縄防衛局は20日、宮城島から土砂の搬出を始めました。 沖縄防衛局は、11月13日から辺野古崎付近で新たな埋め立てに着手していて、宮城島からの土砂の搬出は工事を加速させる狙いがあると見られます。
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