【ライブレポート】大型フェス出演経たHOME、渋谷WWWで再び「HOME PARTY」
HOMEの主催企画「HOME PARTY'24 FALL」が11月6日に大阪・CONPASS、8日に東京・WWWにて開催された。 【写真】満員の中、1時間半以上にわたるパフォーマンスが繰り広げられた「HOME PARTY」。 ■ 激しさもみずみずしさを併せ持つパフォーマンス、O-PNGのソロDJタイムも 今年は「FUJI ROCK FESTIVAL '24」「SUMMER SONIC 2024」に加えてモンゴルの大型音楽フェス「Playtime Festival」にも出演し、国内に留まらないライブ活動を展開したHOME。「HOME PARTY」は今年3月にも東阪で行われた企画で、2度目となる今回は10月に配信リリースされた新作EP「HOME EP2」のリリースを記念して実施された。この記事では東京公演の模様をレポートする。 前回の「HOME PARTY」に引き続き、開場から開演までの1時間はHOMEとゆかりのあるアーティストがDJを担当。今回はHOMEと同じく沖縄出身のGeorge Boltonがフロアを温めた。HOMEの出番となり、O-PNG(PC)が「木目」のイントロを流すとseigetsu(Vo)とshun(G)もステージに登場。ファンク感のあるダンストラックにseigetsuがファルセットボイス、shunがカッティングギターを重ね、冒頭からハイテンションなステージングを繰り広げた。 3人はインダストリアルテクノとメタルロックをベースにした激しいナンバー「feel like a goss」を届けたのち、一転してみずみずしい「Maybe I should die with you」で会場のムードを穏やかに変えていく。ストリングスとピアノが耳を引くR&Bチューン「Skin」のあとには、O-PNGによるソロDJタイムへと突入。自身のソロ曲や寺久保伶矢とのユニット・Block Corporationの楽曲を随所に織り込んだパフォーマンスでフロアを沸かせた。 ■ オーディエンスが「Memories」大合唱、そしてshunは客席へ O-PNGのDJタイムが終わると、3人はトランシーな「Some Candy Talk」でライブを再開。shunがボーカルを務める「Memories」ではオーディエンスがサビを大合唱し、より熱気が高まっていった。そしてダークな世界観の未発表曲「Blind Believer」を挟み、多幸感あふれる「Still Dreaming」、ドゥーワップ調のアレンジが心地よい「lululu」で本編は終了。アンコールではshunがThe Clash「London Calling」の一節を弾いてから「Lucy」へと突入し、オーディエンスのテンションが最高潮に。さらにパンクロック調の「milgaus」ではshunが客席に飛び込み、激しいアクションでワンマンを締めくくった。 HOMEの公式Webストア「HOMEMADE」では新作EP「HOME EP2」のCDを販売中。同作は今後アナログ盤やカセットテープも販売される予定だ。またHOMEは12月20日に沖縄・Outputにてワンマンライブ「No Eyebrow」を開催。「眉毛がない」という意味を持つイベントタイトル「No Eyebrow」に合わせ、当日眉毛を全部剃ってきた人には2000円がキャッシュバックされる。チケットはイープラスにて販売中。 ■ セットリスト □ HOME「HOME PARTY'24 FALL」2024年11月8日 WWW 01. 木目 02. Tell Me 03. ghosthead 04. feel like a goss 05. Maybe I should die with you 06. 常時 07. Skin -O-PNG DJ- 08. Some Candy Talk 09. Plastic Romance 10. Memories 11. city punk 12. Kamashi 13. Blind Believer 14. Still Dreaming 15. lululu <アンコール> 16. Lucy 17. milgaus ■ No Eyebrow -HOME ONEMAN LIVE- 2024年12月20日(金)沖縄県 Output