城端線踏切で列車と車接触 南砺・吉江野 遮断機下り立ち往生もけが人なし
21日午前8時54分ごろ、南砺市吉江野のJR城端線福光―越中山田間の踏切で、軽ワゴン車と3両編成の列車が接触した。南砺署とJR西日本によると、車が踏切に入った後、前方の遮断機が下り、立ち往生した。けが人はいなかった。列車が85分遅れ、普通列車4本が運休、約100人に影響した。 JRによると、軽ワゴン車を運転していた女性が非常ボタンを押し、列車の運転士が非常ブレーキを掛けたが、止まりきれなかった。女性の車は後部の窓ガラスなどが破損した。踏切には列車接近を知らせる警報機が付いていた。列車の乗客は9人で、JRが手配したタクシーで移動した。 JR西日本は踏切内で閉じ込められた場合、車で遮断棒を押して脱出するよう呼び掛けている。